縁結び工房
マットミーは、糸を括るという意味のタイ語で、絣織のこと。括られた糸を染料で染めると、括られた部分は防染され、括られていない部分だけが染まります。このように、出来上がりを想定して染めた糸を使って織られた布が絣です。当店の帛紗は、タイやラオスの手染め・手織りの絹絣「マットミー」から仕立てました。
茶道用の出し帛紗と古帛紗
●出し帛紗20,000円、古帛紗5,000円
■店舗名
縁結び工房
■経営者
内山 ちひろ
■派遣国・職種・隊次
タイ 日本語教師 6年度2次隊
■店舗所在地
店舗なし
■E-mail
greentea@emmsu-tea.jp
かつてタイ東北地方の村々では、高床式住居の床下で女性たちが機を織る景色は、当たり前のものでした。ですが、田舎の村にも大型スーパーやコンビニ、工場ができ、アルバイトでも現金収入を得やすい時代となり、家の床下で機を織る風景も、過去のものとなりつつあります。文化を守ることと、便利で快適な暮らしにシフトしていくことは、どこの国でも両立が難しい問題です。しかし、そんな難しい状況を乗り越え、文化を守っていくことができてこそ、真の豊かな暮らしといえるのではないでしょうか。縁結び工房は、茶道を通して東南アジアと日本の人々のご縁を結び、互いの伝統文化を守るお手伝いをいたします。「エシカルな茶道」を提案します。