2012年10月より2年半、ガーナのろう学校にICT教員として配属され、職業訓練部の生徒を中心にWord等を教える活動を行っていました。活動していくうちに、せっかく職業訓練部で裁縫や調理などの職業に結びつく技術を身につけ、NVTI(national
vocational training
institute)と呼ばれる国家試験に合格しても、就職することが出来ない現状を目の当たりにするようになりました。同時に、就学しても卒業後、自立できるわけではないと考える両親が聴覚障がい児を就学させることに積極的ではないという実態も分かってきました。この状況をなんとかし、就学率を向上させたいと考え、2015年3月より聴覚障がい者の就業支援を行うためにNGOを設立しました。