2015年1月24日(土)、静岡市内の勤労者総合会館において、「ふじのくに静岡・協力隊を育てる会」の設立総会が開催され、全国で45番目となる育てる会組織が誕生しました。
総会には、県内のOBOGや隊員家族など約80名が参加。設立準備を担ってきた(特活)静岡県ボランティア協会常務理事の小野田全宏氏が司会を務める中、初代会長に静岡県立大学学長の木苗直秀氏を選出、また会則や事業計画なども審議され、満場一致で会の設立が承認されました。
木苗会長は就任にあたり「協力隊に参加した若者が様々な形で活躍できるよう、環境を整えることが地域創生に繋がる」と挨拶しました。
総会後には県知事の川勝平太氏が記念講演し、協力隊員らに環境学修士の学位を授与する「JICAグローバル大学院」構想について語りました。「途上国の生活・自然環境の向上を目指し、協力隊員は様々な試練に耐えている。その人間的実力の向上を正当に評価し、社会の眼差しを温かいものに変えなくてはならない」との熱弁に、満杯になった会場からは拍手が挙がりました。
静岡県在住の方におかれましては、ぜひともご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
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