「現地視察 ウガンダコースに参加して」
ウガンダ共和国 後藤 和悟さん、眞理子さん
−ウガンダ 後藤 友里 隊員(H22-4次隊/看護師)のご両親
主人と私は14名のウガンダコースに参加しました。隊員の家族同士のふれあいの良い機会も同時に与えて頂いたように思いました。
娘はウガンダの首都カンパラから更に車で4時間以上西に位置するTORORO HOSPITAL(県立病院)で「5S活動」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の普及に日々取り組んでいました。廊下の掲示板に貼られた活動新聞を見ながら少し説明をして貰いました。「お世話になっている人に紹介するね」と、病院内の部屋を次々と回り、10名程のスタッフと握手、歓迎の抱擁。私たちの緊張はあっとゆう間に消え、安堵感でいっぱいになりました。
病院の女医さん、ミセス・ドロシーから夕食に招待され三人でドロシー家を訪問しました。主人と私はリビングのソファーで彼女の高校生の息子さんの接待を受け、娘は台所でお手伝いをしながらドロシーとおしゃべり、まるで近所のおばさんと会話しているみたいな娘の気楽さに驚いてしまいました。彼女の手料理はウガンダの家庭料理のフルコースで、マトケ、チキンの煮込み、ポショ等、どれも心のこもった母の味でした。
電気の無い生活で、ランプの淡い光に包まれての食事でしたが、何か暖かい物に包まれているようでした。「肌の色は違うけれど、血の色は同じだから皆、通じ合えるよ。」キリスト教家族の息子さんの語り口はとても優しかったです。
ウガンダのフレンドリーな人々との出会い、そして緑豊かな農業国ウガンダの素朴な景色は、娘と私達が共有する一生の宝物になりました。
娘は、充実した日々を過ごし、自分の人生を頑張っていました。
ツアーに参加できて本当に良かったです。
お世話になった皆さんありがとうございました。