一般社団法人協力隊を育てる会
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「視察の旅 ウガンダコース に参加して」

ウガンダ共和国 細田 厚美さん
−細田 麻衣 隊員(H22-2次隊/野菜栽培)のお母様
 今回お話をいただき、又色々な方々のご協力で視察の旅に参加させて頂く事が出来ました。一年前、娘が協力隊でアフリカに派遣される事になり、何も分からず送り出し一年が過ぎました。
 途上国であり、電気や水が日常的に使えない、日本に居れば罹らない病気など心配な事ばかりでしたが、今回参加させて頂けて実際に自分の眼で見る事ができ、肌で感じる事が出来て本当に良かったと思います。行く前と後ではイメージが全く変わりました。
 今回、娘は野菜栽培で派遣されていますが、滞在先の農場では数多くの作物が栽培されていて、鶏や山羊も数は少ないですが飼育されていて、数少ない人数で管理されているのを見て驚きました。それと同時に、ここでの支援の意味は、有るのだろうかという疑問が頭をよぎりました。
 こうして、派遣先を見学させて頂きながら、現地の方々の優しさに触れ、現地の方々に娘が助けられているのを知り感謝するばかりです。私達が訪問した時、お昼をご馳走になり、私達の為にお米を炊いてくれて、味も日本人にあわせてくれたようでした。美味しくいただきました。ただ、その後一般の食堂で食事をした時は、食堂の料理はほとんど食べられず、その時派遣先の方が、いかに気を使ってくれていたのかを実感致しました。
 また、日本では経験できないサファリパーク等、訪れる事ができて楽しく過ごさせて頂きました。こうした、環境が整った場所を訪問した後に、現地の方が利用されるマーケットに行ってきました。行く途中、小さな子供が道路に座り手を出しているのを見たときは、胸が詰まる思いがしました。こうした情景を見ながらマーケットに着くと、食糧品や、日用品が山ほど有るのには驚きました。物が豊富にありました。想像していた以上に。
 これから、この国はいろいろな援助を受けながら発展していくのだと思います。その援助のひとつとして、娘の訪問もあるのだと信じます。
 ウガンダの国が一日も早く発展し、人々が今以上に幸せになる事を願っています。また、今回視察の旅にかかわってくださった方、一緒に参加してくださった方、全ての方に感謝しています。良い思い出が出来ました。ありがとうございました。

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