一般社団法人協力隊を育てる会
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「農園の思い出」

ウガンダ共和国 細田 美代子さん
−細田 舞衣 隊員(H22-2次隊/野菜栽培)の叔母様
 飛行機の窓から見える広大な砂漠地帯。まさに、アフリカだ!!やがて、緑が多くなり、エンテべの空港に到着すると、姪の麻衣ちゃんが来てくれていた。一年ぶりの再会。元気そうで、ホッとする。
その後、首都カンパラに移動して、何より驚いたのは、交通量の多さだった。排気ガスと、土っぽい汚れた空気。中古のトヨタ車が多く、二人乗りのバイクも、どんどん割り込んで来る。やはり、交通事故は多いらしい。
 翌日、車と人ごみの中を、(荷物をひったくられないように)一目散にくぐりぬけ、マタツ(のりあいバス)の集合所に到着した。舞衣ちゃんが、料金を交渉して、バスを決めてくれた。ようやく席に着いて、やれやれ。ところが、なかなか出発しない。乗客で満員になるまで、待たねばならず、結局、出発は夕方になってしまった。それから、三、四時間しただろうか。舞衣ちゃんの暮らす場所に着いた時、あたりは真暗になっていた。
次の日、舞衣ちゃんの働く農園を案内してもらって、ここで働くたくさんの方々と会う事ができた。皆、気さくな人達で、我々の訪問を、温かく迎えてくれた。ウガンダは、土地の肥えた緑の多い国だ。アフリカでも、とても暮らしやすいと聞く。この農園でも、いろんな種類の作物、植物であふれていた。とは言え、日本人は舞衣ちゃん一人。異国の、電気も水道もない地で、本当によく頑張ってやっている。偉い!!(きっと辛い事もあると思うが)、こんなにも大きく成長した姪っ子のたくましい姿を、改めてうれしく思った。
お昼には、特製のウガンダごはん(キッサバ、牛肉入りスープなど)をいただいた。これが実においしかった。・・・・・ありがとう!!
言葉はあまり通じなかったけれど、農園の人々のステキな笑顔、温かな心を、私は忘れません。広いアフリカの自然と共に、一生の思い出となりました。

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