一般社団法人協力隊を育てる会
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「ケニア視察旅行感想文」

ケニア 森岡 幹夫さん、初枝さん
−森岡 知宏 隊員(H22-2次隊/青少年活動)のご両親
 この度のケニア視察旅行は私たち夫婦にとって、日本では体験できない貴重な旅行で、ケニア社会の一端を垣間見ることでの体験でした。
ケニアは広大で観光地立国としての認識はあったものの、実際にその国に行き、国民性に触れたときに肌で感じた感想は思いもよらないことばかりでした。また、息子の任地活動や家族旅行、ケニア社会とケニア人などについて意味深い印象がありました。
特に、息子の任地活動においては更生学校の職員に囲まれた活動を目の当たりにしたときには、ケニア人に囲まれて頑張っている姿はとても逞しく、心強く感じました。また、生徒との触れ合いにおいては子どもたちの笑顔はとても明るく心の中に今でも残っています。しかしその生活環境においては、周りの田園風景のよさに比べて施設の悪さには考えさせられるものがありました。寝起きする宿舎、シャワールームやトイレなど決して良い環境とは言えない中で教育を受けている子どもたちを見ると、ソフト面での支援ばかりでなくハード面での支援も必要ではないかと思わされるものがありました。
このように他の隊員たちも同様の環境の中で努力し、頑張って活動をしていることを思うと多くの隊員に対して尊敬の念を感じるものでした。わが国の今の時代においては国内に閉じこもりがちな若者が多い中で、このように海外へ出て行き、支援活動を行うことは今後もこのような支援事業を拡大させていくべきであると強く感じました。
また息子が計画してくれた2泊3日のモンバサ、ディアニへの家族旅行では、予約していたホテルが取れていなかったことやお金を渡して予約したお土産をいつまで待っても渡してくれないなど、幾つかのアクシデントはあったものの思い出に残る楽しい旅行でした。私達にとって英語とスワヒリ語の混じったケニアを旅することは息子がいなければ出来なかったことでした。
息子が、本当のケニアを知って欲しいといっていた、ケニア社会やケニア人についてはびっくりする事ばかりでした。ケニア人は明るく人懐こいところがありますが、その反面、無秩序でモラルの無いところがあり、近代社会として発展していくためには更なる教育が必要だと感じました。
ご同行頂いた鈴木進一様には大変お世話になり深く感謝いたします。

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