1月に、成田空港で、涙をみせないように見送った。9月に、県の家族会で、帰国隊員の報告や現地を訪れた家族の話が聞けた。行ってみたい。10月に旅の実施決定。準備は、喜びでいっぱいの荷物になった。
11月15日、出発前の事前研修は不安と緊張だったが、同行者のSさんが協力隊など経験豊かな方で、楽しい旅になる。まずは、フランスへ。偶然に協力隊、調整員を経験された方から声をかけられた。話が弾み、不思議な縁を感じ別れを惜しんだ。
飛行機の窓から、赤い大地(サハラ砂漠)が見えたとき、遠くに来たことを感じる。ベナンは、もうすぐだ。夜遅い到着であったが、JICA職員の方、隊員たちの出迎えを受けた。娘の笑顔に、微笑みがえし。
翌日、事務所、大使館訪問。こちらに住む同郷の方とも会うことができた。娘は、多くの人に温かく見守られていることを実感した。
娘の勤務する病院へ。子供の病気を心配する家族の姿と、子供の済んだ目は忘れることができない。忙しい中、対応してくれた病院関係者に感謝でいっぱいだ。
ゆっくりと娘と過ごす中、食事を作り、掃除をし、市場(マルシェ)に買い物に行く。ゴミの分別や時間を守ることなど直面する問題点に、自分ができることの課題、気づいてもらうことの難しさを聞いた。これからも現地の人と、共感、協働すると語る娘。
最終日は、参加家族の方とガンビエの水上集落も観光できた。1年後、「お帰り」っと、日本で出迎えよう。待ってるからね。
みなさん、ありがとうございました。
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