アディスアベバへ到着し、久々の再会を共に喜び合った私の娘は、浅黒く日焼けし、2年前よりかなり逞しくなっていた。
宿泊したWassamarHotelは料金は安いが4つ星ホテルである。フィトネスジムを見つけ、早速筋トレをし、そこで働いていたアディスアベバ大学生Tibebu氏と親しくなった。
翌日、エチオピア大使館へ行き、鈴木大使を表敬訪問し、帰国後、大使にメールを送ったところ、返事が届いたのには感激した。JICAの事務所へも行き神所長と隊員の方々と懇談した。
【空手道場】エチオピア空手道場を訪問した。私自身も和道流空手道5段なので、技を演じたら、突然、「指導してくれ」と言われたので指導させて戴いた。ソロモン師範はエチオピア空手の代表で、空手指導のみで生活しており、気が合って3回食事をし、帰国日には夫婦でホテルまで見送りに来てくれた。FaceBook「Ethiopia
Karate」へ私との画像が掲載されている。
【警官の前でヌンチャク披露】路上でライフル銃を持った大勢の警察官から、突然、呼び止められ、腰に差していたヌンチャクを指差され、「それは何だ!」と言うので取り出し、振り回したら、拍手が起こり、握手された。
【レストランで現地人と】ビール工場のレストランのビールはジョッキ1杯が41円で、何処よりも安くて旨い。隣の席の現地人に挨拶したら、無視されたがやがて打ち解け、共に乾杯をした。写真を撮ったり、名前と電話番号を書いてくれて「明日逢おう」と、コロッと態度が変わった。空手の形をやり「アチョ〜」と叫んだら、のけぞって大笑いされた。
【日本人は尊敬されている】街を歩くと、「ニーハオ」とか「アンニヨハセヨ」と声が掛かる。「ジャパン!」と言い返すと、「オ〜」と言って態度が変わる。日本人の評価は良く、尊敬されているらしい。娘のパン工場でも皆、親日派で、親しく接して戴いた。無理してでも行くべき、「現地視察の旅」だった。
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