一般社団法人協力隊を育てる会
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「視察の旅」感想文

タンザニア 鈴木 幸子さん
−鈴木 隆将 隊員(H26-1次隊/体育)のお母様

 アブダビ経由で飛行機を乗り継いで成田から18時間、真冬の日本から真夏の国タンザニアに到着しました。旅行は好きなのですが最近は腰痛など体力的な心配もあり、不安と期待とが入り混じった旅のスタートでした。
 空港で出迎えている隊員たちの明るい笑顔に不安は払拭し、息子との再会を喜びあいました。
 アフリカ=ジャングルのイメージしかなかったのですが、首都ダルエスサラームは高いビルが建ち並び、多くの人が行き交っていました。歩きスマホの人もみかけました。
 セスナで2時間余、息子の任地ソンゲアに到着。テーマパークで見かけるような三輪タクシーに乗り、途中のレストランで他の隊員と合流し昼食。ブタ肉のトマト炒めとウガリ(とうもろこしの粉と練った物)をおいしくいただきました(あまり冷えていないビールは体に優しいのか、節電の為か・・・)。皆楽しそうに食事をしていました。
 翌日体育の授業を見学し、生徒の立場にあるイメージしかなかった息子(新卒で赴任)が人に教えているのが少し不思議で、成長を感じました。
 夜には飼っているニワトリを同僚の先生が潰して、パエリアのような料理をいただきました。小学生の娘さんも夕飯作りのお手伝いをしてくれて、楽しい一時を過ごしました。
 シャワーのないお風呂は、鍋でわかしたお湯でかるく流すだけ。雨期で断水はありませんでしたが、日本では考えられない生活です。スワヒリ語を覚え、現地の習慣を受け入れ環境に馴染んでいる息子に敬意を表したくなりました。
 10時間の長距離バスでサファリパークへ行ったり、ギュウギュウ詰めの乗り合いバスに乗って買い物等普通の観光旅行では経験できないことを企画してくれた息子に感謝!いろいろ気を使って、私が帰国したあとは疲れがドッとでたのではないでしょうか。
 最後に今回の旅を企画して下さった協力隊を育てる会、JICAの皆様、ありがとうございました。同行したツアーの皆様、お疲れ様でした。

体育の授業後 生徒たちと記念に 三輪タクシー

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