視察の旅に参加して
ボリビア 小島 豪和さん
−小島 基子 隊員(H24-3次隊/小学校教諭)のお父様
隊員の娘から、是非ボリビアに来て欲しいとの要望を受け、海外渡航が1回のみでしかも68歳の私は迷いましたが、一生に一度しかないチャンスと思い行くことにしました。しかし、視察の旅は、原則、5人以上が必要とのことで、この数年、ボリビアの旅は実施されていませんでした。そこで、「愛知県JICAボランティア家族連絡会」に出席した際に、ボリビア在住の隊員の家族に参加を呼びかけまた、娘からは、隊員に対して、家族の参加を呼びかけてもらいました。その結果、9人(内、愛知県5人)、の参加者が集まり、旅は実施されることになりました。
旅は、引率者の高橋さん(英語とスペイン語堪能)のリードにより、行く途中はいろいろのことがありましたが、ボリビアに着くことが出来ました。ボリビア国内の日程は、娘に任せてありましたが、ラ・パスに入った、2日目に娘の行っている学校を訪問しました。子供達は、非常に人なつっこく、オラ ムチョグスト(こんにちは はじめまして)と挨拶をすると、早速、ハグをしてくれました。日本では、考えられないことで、びっくりしました。授業の様子また避難訓練の様子も見せてもらいました。
3日目は、ウユニに行き、ウユニ塩湖のツアーに参加しました。日の出のツアーと日帰りツアーでした。日の出のツアーは、早朝4時に宿を出発し、湖面に映る人の影、日の出の様子は、非常に感動しました。また、日帰りツアーでは、ウユニ塩湖の広さにびっくりするとともに、真赤になってしずむ夕日の美しさに驚嘆しました。
娘も生活に支障がない程度のスペイン語で話ができている様子で、一安心しました。娘が、日本を出発するときに、「スペイン語ができる小学校教諭」を目指せとエールをおくりました。それは、なんとなく、達成できたように思いました。
旅は、飛行機の長旅、高所による体の影響、食べ物、時差等による体への相当な負担があり、帰国後、3日間は寝ていました。とにかく、疲れました。参加した皆さん、お疲れさまでした。