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「視察の旅」感想文

ホンジュラス 青木 京子さん
−青木 智博 隊員(H25-3次隊/小学校教育)のお母様

 9月2日〜12日、片道2日かけて、次男のいるホンジュラスに行って来ました。母である私、次男の部活友達のママ友と次男の親友(ママ友の息子さんとは別人)と3人で参加しました。ツアーとしては6人、ガイド役として元隊員である方とで総勢7人での旅でした。
 初め、任地がホンジュラスと決まった時、私は「ホンジュラスってどこ?」でした。検索すると「世界で一番危険な国」とあったので、正直とても心配しました。世界一安全な国からよりによって・・・と。でも、SNSやブログなどで近況が分かり、とても助かりました。ホンジュラスは息子がいなかったら、一生行くことはないであろうと思い、参加を決めました。

 行ってみて、「百聞は一見に如かず」でした!!
 到着して、先ずはJICAの事務所と日本大使館へ。そこで隊員の生活に関する丁寧な説明をいただき、ホンジュラスの現状や日本との関係などもお聞きすることができ、かなり安心しました。翌日は、彼が赴任しているダンリ市の小学校へ。私たちのために歓迎会が開かれました。子どもたちが歌や民族衣装でのダンスなどを披露してくれたり、息子も教えた日本の歌で子ども達とダンス。私たち3人も浴衣を着て、「妖怪体操」や「東京音頭」を一緒に踊りました。さすがラテン!!子ども達だけでなく、先生もノリノリで踊ってくれました。現地にいる他の隊員さんも応援に駆けつけてくれて、一緒に「おもちゃのチャチャチャ」を歌ったり。別れ際には子供たちがいっぱいハグしに来てくれました。子ども達の下校後は、先生方の手作りの昼食をみんなで囲んで、食後にはまた歌とダンス。とてもフレンドリーで優しい人たちばかり。それはそれは、とても楽しい時間でした。そのあと、現地にいる隊員さんと一緒に街の中を散策。夕食も一緒にして、若い隊員さんたちの奮闘ぶりを聞くことができ、日本の若者に希望を見ました。
 3日目は、先生のお宅へ訪問してホンジュラスの家庭料理をご馳走になり、午後はホームステイ先のお宅へ。親戚の方がいらして車で方々を車で回って、町の歴史を語ってくれました。夕方には若いお嬢さん二人の案内で近くの小高い山へ一緒に登り、夜はご馳走になりました。
 そして、旅の最後の2日間は、カリブ海に浮かぶ島でゆっくりして、息子とじっくり話ができました。

・・・・・とてもとても盛りだくさんの旅で、語りきれません。普通の旅では絶対にできない経験ばかりでした。息子に再会して生活現場を見ることができた事、一緒に頑張っている隊員さんにも会えて話ができた事、現地の人たちとも出会ってたくさん交流できた事、現地をまさに五感で感じる事ができた事。全てが強烈な出来事で、事前に3人で出し物やお土産など、いろいろ準備した事も含めて、忘れられない宝物になりました。できるなら、もう一度行きたいです!

 ただ、息子は平和ボケ日本人3人の安全確保と通訳にヘトヘトになったと思います。そして、往復ではガイドとして同行してくださった廣田さんに大変お世話になりました。お蔭様で一行6人は、病気もケガもなく、それぞれ宝物を胸に無事に帰国できました。ありがとうございました。

 息子はホンジュラスの水がとても合ったようで、半年延長を希望し、未だ現地にいます。でも、見てきた今では、私の心配は少しだけになって、心の底から応援しています!


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