日本とラオスの交流60周年という記念すべき年に「視察の旅」へ参加させていただきました。そして私自身2度目の参加となりました(前回姪がガーナ赴任)。甥はラオスのウドムサイ県にバレーボールを指導する為、赴任しました。知らなかったウドムサイを地図で確認すると、初めてこんな場所なんだと実感。
ホーチミン、プノンペン経由でビエンチャンに到着。結構時間がかかりましたが、空港には甥が迎えに来てくれていて一安心。翌日、ヴィエンチャンJICA事務所と日本大使館を訪問し色々なお話しを聞く中、皆様の温かいご支援があり、隊員たちが活躍できていることを実感いたしました。そして世界遺産であるルアンパバーンに滞在し、寺院巡り、セー滝、クアンシー滝と美しい風景を見る事ができました。早朝から托鉢の体験、朝市で新鮮な食材を食し、なんと言ってもナイトマーケットは毎晩の楽しみに♪♪
甥はラオ語を流暢に使い、地元の人とコミュニケーションはバッチリ!値段交渉も見ているだけで楽しくなりました。セー滝で出会った日本語で話しかけてくれたマロー寺院の僧侶のドゥオン君を翌日訪れて、再会。寺院を案内してくれました。彼は日本に来たこともあり、熱心に日本語の勉強をしている姿がとても印象的でした。
いよいよウドムサイへ!車で6時間かけて(途中通行止めあり)到着。信号もほとんどなく、ゆっくり時間が流れているまさに秘境、何か懐かしさがこみ上げてきました。
バレーボールの練習は休みの予定でしたが、体育館を訪れると年齢の違う子供たちが自主練習に5〜6人来ていて甥を見て大喜び。皆の生き生きとした瞳と笑顔を見て、本当に嬉しくなりました。また、お世話になっている大家さんのお宅にも呼んでいただき、仲間の隊員と一緒に楽しく食事会も開いていただき楽しい時間を過ごすことも出来ました。
本のタイトルにもなったように、ラオスには何か懐かしいゆっくりとした静かな時間のながれ、人々の笑顔や優しさがあり、また戻って来たいと言う思いにかられました。これは、ラオスの人々が日本を大好きであり、日本との深い絆があるからだと思います。JICAの長きにわたる国際貢献が実を結んでいます。いつも視察の旅での参加ですが、いつか自身がボランティアに参加できればと願っています。このような経験ができ、甥や姪に感謝です。ありがとう!
余談ですが、大阪へ帰りラオス料理が食べたいと探し「サバイディ」と言うお店にたどり着きました。マスターは元隊員の方で、美味しいランチとラオスのお話しを聞くことができました。 |