■目的地:アフリカのマラウイ国
■マラウイ国:アフリカの南中央エリアにある、世界遺産のマラウイ湖を抱える、日本の1/3より小さな国です。
■航程:成田→香港→ヨハネスブルグ→マラウイ(首都リロングウェ→任地のエンバングエニ)
■日程:2014年10月29日〜11月8日
■メンバー:私と家内、他の家族の方と添乗員さん含め15名
■感想
マラウイ国は赤土で埃っぽいなというのが第一印象でした。そして徐々にカラフルな花の咲く大きな木々に囲まれて、つつましい家に住み、貧しいけれど家族や友人を大切にする、人懐っこい人々の住む場所だということが分かってきました。
息子の任地は、首都から北に車で4時間ほどの田舎にあり、職種はエイズ対策です。任地の学校で学生に教えたり、病院に掛け合ってエイズ対策の要請をしたり、エイズ検査の施設を提供してもらい、そこで活動したりしています。
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病院のスタッフと |
息子が住んでいる家には水道が来ておらず、電気は来ているのですが、停電はしょっちゅう。トイレは屋外の小屋内の「どっぽん便所」でしたが、それがここの普通の環境だそうで、全く気にしていない様子。隊員の覚悟と対応力の強さを感じました。
任地では息子の案内で学校や病院、 エイズ検査の施設等を見学しました。
また、息子の知り合いのお宅で現地食シマ(トウモロコシの粉をゆでて、手でコネて食べる)をごちそうになり、また村の長老達と地酒を酌み交わし、アフリカを肌で感じて来ました。
外を歩くと、すれ違う人達はみな笑顔で挨拶をかわし、子供達が追いかけてきます。カメラでもむけようものなら、我も我もと集まって来ます。その子供達の満面の笑顔はどこからくるのでしょう。日本との違いを実感した瞬間です。
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容器な長老家族と |
なかなか離れない子供達 |
旅行は好きで、色々な国を訪れましたが、今回は最も印象深く、満足できる旅となりました。
私が経験してきた景色や施設を眺める観光ではなく、息子のサポートのおかげで、現地の人達と接し人々の生活に触れることで、生の異国を感じることができたからだ思います。支援くださった「協力隊を育てる会」、旅行会社の担当者、添乗員の方に感謝致します。
行く前は不安が大きな旅でしたが、今は皆さんにお勧めできます。

病院内のアフリカらしい木
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エイズ検査の施設(息子と家内) |
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