隊員活動の集大成としてタイではまだ殆どない高齢者向けのデイケア―センターを設立することができたものの、それは帰国直前のことでした。帰国後も継続して支援を行うために、そしてタイだけでなく、ミャンマー、マレーシア、インドネシア等、アジアの高齢者に対して支援を行うためNPO法人「Rehab-Care for ASIA」を設立しました。
今回、帰国隊員/青年支援プロジェクトの支援をいただき、かつて任地であるタイのポータラーム郡とNPOで連携し、新規デイケアセンターの設立やリハビリ指導等を行うことが実現できました。2018〜2019年にかけて新たに3つのデイケアセンターを作ることができ、タイのテレビ局にも取り上げてもらいました。
また、デイケア―センターでは、「栄養」「運動」「公衆衛生」等をテーマに研修会を実施、県主催の研修会にも呼ばれ、デイケアの重要性については話をする機会をいただきました。
今回支援をいただき、大きく活動を飛躍させることができました。タイのメディアだけでなく、日本のタイ大使館でも発表する機会もいただきました。今後は、タイ政府に対してもNGO登録を行うことで公式に活動を認めてもらい、現地のスタッフ共に活動をタイ全土に広めていきたいと思っています。そして、同時に他のアジアの国にも活動を展開していきたいと考えています。 |