一般社団法人協力隊を育てる会
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ごあいさつ

 この度、山本保博会長から引き継ぎ、新たに協力隊を育てる会の会長を拝命いたしました。約半世紀の歴史と伝統を持つ本会の代表を務めることは大変な重責ではありますが、役員、顧問・参与、そして全国の育てる会の皆様と協力して育てる会の活動に尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 青年海外協力隊事業の発足は1965(昭和40)年、間もなく設立60周年を迎えます。人間でいえば「還暦」にあたる節目を迎え、協力隊事業を生み出すためにどのような方々が尽力され、そしてどのような想いを託したのか、今一度、原点に立ち返る時が来ていると思います。
 戦後から僅か20年という時に日本の若者を開発途上国にボランティアとして送り出すことに対して、そんな余裕はないと反対の声もあったと聞いています。しかし、先の戦争を心から反省し、二度と日本が過ちを犯すことがないように自分の目で世界の現状を知り、自らの考えで何が正しいのか判断できる人間を育てるために、多くの青少年団体がこの事業の誕生に力を惜しみませんでした。
 協力隊事業は、日本の若者が開発途上国の人と共に暮らしながら国づくりに携わるとともに、武力に頼らない平和な国として世界中の国々と関わっていこうとする「国家の志を日本の青年に託した」官民一体の事業でもあります。
 右肩あがりの経済成長は遠い過去となり、また開発途上国の目覚ましい成長により60年前と同様に、現在もまた協力隊事業の在り方が問われています。
 しかし、協力隊経験者はすでに5万名を超え、かつては「人生の回り道」と揶揄されてきた帰国隊員たちが新しい時代を築きつつあります。多くの課題に直面した社会を変えることができる人材を育て、当会の使命でもある「多様な文化を尊重する平和で豊かな社会を創る」活動を進めていくためにも、引き続き皆様のご支援をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人協力隊を育てる会
会長 明石 要一


<略歴>
大分県姫島村出身
奈良教育大学卒業後、東京教育大学大学院博士課程修了。
千葉大学教育学部助手、講師、助教授を経て教授、現在は名誉教授。
千葉敬愛短期大学学長、文部科学省中央教育審議会委員等、多数歴任。
画一化された教育を超えた、青少年文化の研究と育成に取り組んでいる。

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